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【お知らせ】SDGsと農業―農水省の広報誌にソーラーシェアリング掲載

更新日:2019年11月11日

エネルギー、気候変動、技術革新…ソーラーシェアリングが係るSDGs

農林水産省が発行している広報誌、「aff」最新号中の「MAFF TOPICS」にて、営農型太陽光発電が掲載されました。今回のトピックは「農林水産業×SDGs (持続可能な開発目標) 」。農林水産業において、どんなものがSDGsと関わりがあるのか、いくつか事例が紹介されています。

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SDGsとは?

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。これは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます 外務省「SDGs」とは? https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

つまり、SDGsとは、2030年までの「持続可能な」「国際的な」開発目標です。日本も例外ではなく、またどんな業界・企業も無関係ということはありません。

定められた17のゴールは、

①貧困をなくそう ②飢餓をゼロに ③すべての人に健康と福祉を ④質の高い教育をみんなに ⑤ジェンダー平等を実現しよう ⑥安全な水とトイレを世界中に ⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに ⑧働きがいも経済成長も ⑨産業と技術革新の基盤を作ろう ⑩人や国の不平等をなくそう ⑪住み続けられるまちづくりを ⑫つくる責任、つかう責任 ⑬気候変動に具体的な対策を ⑭海の豊かさを守ろう ⑮陸の豊かさも守ろう ⑯平和と公正をすべての人に ⑰パートナーシップで目標を達成しよう


今回、営農型太陽光発電は、⑦、⑨、⑬の分野として紹介されていましたが、それ以外のゴールはまったく関係がない、ということはないでしょう。また、これらのゴールは互いに密接に係っており、どれかひとつがクリアすればいい、というものではありません。


「売電収入による農家の所得向上」、「耕作放棄地の活用」といった農業面のメリット以外にも、気候変動を加速させる石炭火力発電からの脱却という側面や、地域エネルギーの活性化という側面でも、ソーラーシェアリングの活躍が期待されます。


出典・参考

農林水産省aff最新号(2019年4月号)「MAFF TOPICS(1) NEWS 農林水産業×SDGs」 http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1904/mf_topics01.html

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