甘くて柔らかい「淡路島たまねぎ」をソーラーシェアリングで!
瀬戸内海に浮かぶ、四国と本州を繋ぐ島。美しい自然と文化が今も尚残り、新鮮な魚介類や豊富なお野菜がたくさん獲れる、魅力たっぷりの島、淡路島。 数ある名産品の中で、春から旬を迎える食材といえば「淡路島たまねぎ」です。そんな淡路島たまねぎをソーラーシェアリングで栽培している「淡路島ソーラーファーム」さんに、お話を伺いました。
ソーラーシェアリングを始めたきっかけや理由は?
「退職後の所得確保として始めてみました。また、父母の高齢化もきっかけのひとつです。」
ソーラーシェアリングを始めて良かったことは?
「自然・環境・農業・エネルギー・食 に対する再認識ができたことです。また、父母の喜ぶ姿を見ることができ、良かったなと思いました。」
ソーラーシェアリングを始めて苦労した点は?
「耕作物の選定と、農業委員会や県・国への報告書作成です。 」
ソーラーシェアリングや農業に対する想いについて
「『あわじ環境未来島構想』(※1)への貢献をしていきたいと思っています。」
―取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。あわじ環境未来島構想という素晴らしい取り組みを初めて知り、淡路島の新たな魅力を発見できました。6月頃の収穫が楽しみですね!
設備概要
発電所名 淡路島ソーラーファーム
所在地 兵庫県 洲本市 五色町所有者 淡路島ソーラーファーム営農者
同上発電出力 1 号基:23 kW 2 号基:50 kW発電量
1 号基:約 34000 kWh/年
2号基:約 85000 kWh/年
電気の使途 関西電力へ全量売電
パネル GW 社製
インバーター オムロン社製 5.5 kW× 4 台 5.5 kW× 9 台架台
モニタリングシステム ひだまり eyes
遮光率 約 33 %基礎 スクリュ-杭地目
畑施工 スマイルあわじ株式会社耕作物 たまねぎ・米・季節野菜設備直下の農地面積 1 号基:450㎡ 2 号基:1000 ㎡竣工 1 号基:2015 年 2 月 2号基:2017 年 12 月設置および運営に関する特徴等ソーラーカルチャーのソラカルシステム(※2)を採用
※1)あわじ環境未来島構想:持続可能な地域社会モデルを住民、NPO、企業、行政(兵庫県、洲本市、南あわじ市、淡路市)が一緒になって 生み出していこうとする取組。(あわじ環境未来島構想推進協議会、http://www.awaji-kankyomiraijima.jp/about/)
※2) ソラカルシステム:ソーラーカルチャー株式会社(代表 松岡顕)が開発した、手動式のソーラーパネル回転システム。季節、天候、農作物に合わせて、パネルの傾斜角を調整することにより、農業への影響を最小限に抑えながら、効率的に発電を行うことができます。(ソーラーカルチャー株式会社、http://solarculture.jp/index.php/service)
出典・参考
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