日経テクノロジーオンラインによると、シイタケ菌の研究・開発・製造を行う富士種菌(山梨県南アルプス市)と、太陽光発電用架台の開発・製造を手掛ける三喜工務店(愛知県小牧市)は、シイタケを使ったソーラーシェアリング事業に共同で取り組むことが12月21日に報道されました。
三喜工務店は、愛知県小牧市の耕作放棄地を取得し、すでにシイタケのソーラーシェアリングを実証的に設置してきた。(中略) その結果、原木シイタケは、パネル下の日影が、遮光率90%になっても栽培できることを確認したという。もともとシイタケ栽培では、日射コントロールが必要なため、太陽光発電との相性が良いという。 これまで実証事業で、シイタケの種菌を富士種菌に依頼したことから、今回の共同事業が実現したという。今後、全国に点在する原木シイタケ農家と、原木シイタケの新規就農向けに展開していくという。(後略)
遮光率は農作物の選定や設計に大きく影響するため、今後の展開に注目していきます。
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