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「宝塚すみれ発電」が急成長を続けている秘密 | なにわ社長の会社の磨き方 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

更新日:2019年12月10日

12月26日東洋経済オンラインに、「市民発電所のソーラーシェアリングに挑戦している宝塚すみれ発電」についての記事が掲載されました。

兵庫県宝塚市でこの試みに挑戦しているのが、市民運営型発電所の宝塚すみれ発電です。宝塚市の花「すみれ」にちなんだネーミングで、社長の井上保子さんが3年前に立ち上げました。やはり女性ならではの優しい会社名です。でも、活動は大変にダイナミックです。「太陽、水、空気と地域の資源を自分たちで活用することで、地域の活性化を目指しています」この考えに基づき、今年4月には宝塚市大原野で太陽光発電共生型の市民農園「KOYOSHI農園」を始めました。約900平方メートルの畑の上に藤棚のようにパイプを組み、地上から3.5メートルの高さに180枚の太陽光パネルを設置。費用は約1700万円、年間約5万kWhの発電が可能で、約150万円の売電益を見込みます。 「市民発電所」とは、自分たちの地域に、身の回りにある再生可能な資源を利用して作った発電所のことです。作るために必要な資金はできるかぎり地域の人たちが出し合い、それによる果実はお互いで分け合います。この活動は、非常時に地域へのエネルギーを供給する設備を持つことを目的としています。言ってみれば、エネルギーの地産地消です。(中略)「すみれ発電所の運動をきっかけに、再生可能エネルギーを生かしたまちづくりが大きな流れになっていくことを期待しています。発電所建設に協力してくれたお祖父さんが言われていたように、未来の子どもたちのための再生可能エネルギーの活用をさらに進めたいと思います。 すみれ発電の総発電量は、第1号発電所稼働の2013年には1万5000kWh、それが2016年には18万kWhと予想され、右肩上がりの増加となっています。近い将来、2カ所の発電所建設も予定され、さらなる飛躍も見込まれます。井上社長の夢は、未来に向かって大きく羽ばたいているようでした。

すみれの花言葉は、「小さな幸せ」。一歩一歩の努力が夢をかなえることを改めて認識させられます。

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