秋田県大潟村で、GPSを利用した田植え機の自動運転試験が行われました。
高精度の衛星利用測位システム(GPS)を使った田植え機の実演が22日、秋田県大潟村であった。環境に配慮し、代かきの水を排水せずに田植えをする「無落水水田」にも対応。農家の負担軽減と環境負荷の低減が期待される。 GPS受信機と村内の基準局からの電波を受けるアンテナを備え、位置情報の誤差を数センチに収めた。田植え機を除いた装置の総額は約200万円。
GPSを利用したトラクタ等の無人走行化は技術開発が進んでおり、政府計画では2020年を目処に農業の無人化を実用段階に到達させるとしています。
農地の集約化・大規模化が進む一方で、従来の季節労働での農業アルバイトを確保することが難しくなってきており、作業の無人化・自動化は必須と言えます。
編集部で個別に地元関係者に聞き込みをしたところ、今回の実験結果もまた実用化には至る水準ではないと言うことでしたが、今後の技術開発の進展に注目していきます。
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