3月8日日経テクノロジーオンラインにて、自然電力による初のメガソーラーシェアリングの着工について掲載されました。
自然電力(福岡市中央区)とjuwi(ユーイ)自然電力(東京都文京区)は、自然電力グループ初となる「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電所)」によるメガソーラー(大規模太陽光発電所)を3月7日に着工したと発表した。5月に運転開始する予定。(中略)
今回のプロジェクトでは、新潟市に位置する約 1万8900m2の農地を利用して、出力約1.36MW分の太陽光パネルを設置する。パネル下の農地では、遮光耐性に優れた牧草を生産する。 具体的には「鈴木農園」の一部を活用する。発電所名は「新潟鈴木ファーム太陽光発電所」。年間発電量は、約144.5万kWhを見込む。これは一般家庭約440世帯の年間使用電力量に相当する。発電電力は、固定価格買取制度(FIT)を活用し、東北電力へ売電する。 自然電力とRETRY(東京都目黒区)が共同で事業開発し、EPC(設計・調達・施工)サービスは、juwi(ユーイ)自然電力が担当する。太陽光パネルは中国・JAソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製、架台はRBIソーラー製を採用した。 農作物への日射量を確保するため、架台間の距離を充分に確保し、農業機械が架台の下を通過できるように、地面からパネルの下端までの距離を約2m確保する。 自然電力グループは、今回のプロジェクトを端緒として、今後、国内のソーラーシェアリング事業に本格的に取り組むとしている。
大手のソーラーシェアリング事業の参入により、価格や品質面でのソーラーシェアリング普及促進が期待されます。
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