ビーシーピージージャパン株式会社は、静岡県御殿場市駒門地区においてそれぞれ7、8ヶ所目の太陽光発電所となる、御殿場1太陽光発電所と御殿場2太陽光発電所を完工し、2018年4月16日から商業運転を開始したと発表した。
当発電所は、御殿場市の63名の個人所有である67,585平米の農地に建設された、BCPGジャパンにとっては初の営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)です。 2つの発電所の発電容量は合計4.4MW DCとなり、約1,100世帯の消費電力量に相当すると推定しています。 また、営農型太陽光発電所としては、日本最大級の発電規模となります。 当施設は株式会社日本エナジーバンクが元請、株式会社京セラソーラーコーポレーション、株式会社奥村組が設計・施工を実施し、太陽光パネルは中国Trina Solar社の335Wの太陽光発電パネル13,176枚を、中国ファーウェイ社の分散型パワーコンディショナー118台に接続、発電した電力は固定買取価格制度を活用して、東京電力株式会社に全量売電します。 営農作物については様々な植物を検討した結果、他の地域でも実績があり、神事や仏事に使用されるヒサカキを選択し、約13,000本の苗木を植栽、約3年後からの収穫・出荷を予定しています。 ソーラーシェアリングを実施するにあたり、農作業に必要となる、パネルの最低地上高2mを確保し、10cmのスリットをパネル間に設けることにより、パネル下の営農のための一定の日射、雨水の確保を図っています。(以上、プレスリリースより)
国内においてソーラーシェアリングの大型化が進む中で、今回のような大規模なヒサカキの栽培が地域活性化にどのような貢献を果たしていくのかが注目される。
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