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【導入事例】光太陽農園発電所

これからも農業を継続していき、少なくとも自分で食べる分は自らの手で作っていきたいと思う。


今後のソーラーシェアリングが広がっていく可能性は、資金調達の困難さが解消される点にあると思う。


ただ、最近の円安と太陽光業界動向で金融機関からの融資を得ることが難しく、設置当初にまとまった自己資金が必要となることがネックになってくる点を心配する。


ソーラーシェアリングが地域の防災や福祉等にも活用できればと思う。(近所の特別支援学校との就農体験等の協働、ソーラーシェアリングの架台を用いた避難経路化、等)


設置したきっかけ

近隣でも農家が減少し、このままでは農業を続けていけないと思った。 売電による収入が少しでも足しになることで、農業を継続していくことができると思った。


設置してよかったこと苦労したこと

良かったこと

夏に日陰があるのは農作業をするうえで非常に楽である冬場の霜について、上空のパネルの表面に付着するため、地表面におりる霜は少ないような印象を感じるので、冬場に霜を嫌う作物の露地栽培にとってはメリットになるのではないかと思う。


ソーラーシェアリングを始めたことをきっかけとして、様々な人とのつながりが広がったのはよかったと感じている。売電による収入は当初のシミュレーションに近い数値がでている。


苦労したこと

平日は仕事をしており作業が土日しかできなかったので、設置工事を進めるにあたって土日の天候が思わしくないとなかなか予定通り進められなかった。


作物の作付時期等も考慮しなければならない。農業委員会に提出する書類を集めるのに苦労した。










設備概要

発電所名           光太陽農園発電所

所在地           千葉県大網白里市

所有者           佐久間晴一

発電出力           56.7(kWp(DC))

発電量           61,000(kWh/年)

電気の使途         東京電力への全量売電

パネル           アメリソーラー製70W×810枚

架台            単管パイプ

基礎            単管パイプ打ち込み, コンクリート根巻き処理

地目            畑

耕作物           落花生、さつまいも、ブルーベリー

設置面積           約1,000㎡

設置費用           約1,200万円

発電開始日         2014年5月

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