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メガソーラーでミョウガ栽培 群馬県伊勢崎市

更新日:2019年12月10日

株式会社ミナトマネジメント(東京都港区)は、群馬県伊勢崎市にソーラーシェアリング型のメガソーラー、「伊勢崎市田部井町太陽光発電所」を3月13日に着工した。設置容量は1.87MWで、運転開始は7月を予定している。

群馬県伊勢崎市の農地約2万5000m2に、単結晶シリコン型太陽光パネル(6インチ・60セル/枚タイプ)を6256枚設置した。年間発電量は一般家庭約480世帯分に相当する約230万kWhを見込む。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)を活用して東京電力に売電する。 太陽光パネルの下の農地では、比較的手間が掛からず十分な日光がなくても育つミョウガを二期作で栽培する(初年度は苗付けのみの予定)。未来農業養父(京都府福知山市)が地元の農業生産法人および小作農と協業して営農する。 太陽光パネルはLONGISolar製、パワーコンディショナー(PCS)は田淵電機製を採用した。ミナトマネジメントが単独出資で設立した特別目的会社(SPC)が事業主体となる。EPC(設計・調達・施工)サービスは近畿北都住設(福知山市)が担当する。 ミナトマネジメントがソーラーシェアリング事業を手掛けるのは初めてとなる。同社は、今回の事業を手初めにソーラーシェアリングへの投資を通じて地域農業および経済の振興と再生可能エネルギーの拡大を目指すとしている。

ミョウガを栽培する大規模ソーラーシェアリングとしては、他にも福島県南相馬市のトーヨーエネルギーファームが取り組んでいる事例が挙げられる。ミョウガは日照量が少なくても育つため、遮光率を高めに設定することが可能である

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