サンシャイン計画、ニューサンシャイン計画

最終更新: 2019年12月10日

第2節 太陽光発電の過去を知る

第7回「サンシャイン計画、ニューサンシャイン計画」

前回は第一次石油危機が起きるまでの、太陽光発電の明瞭期について紹介をしました。 第7回目のテーマは、「サンシャイン計画、ニューサンシャイン計画」です。石油危機以後、日本がどのような政策をとっていったのかを説明していきます。


サンシャイン計画

サンシャイン計画」とは、第一次石油危機による原油価格の高騰に直面したことをきっかけに、石油代替エネルギーとして、太陽・地熱・石炭・水素エネルギーの4つのエネルギー技術を重点的に研究開発する、1974年から2000年までの長期的な計画「新エネルギー技術開発計画」の通称です。 当時から太陽エネルギーには大きく分けて太陽光発電と太陽熱利用の2種類がありますが、太陽光発電はまだコストの高いシステムだったため、太陽熱利用が主でした。そのためサンシャイン計画では、太陽電池の価格を100分の1にする目標が立てられ、当時主流だった多結晶シリコン型のコストダウンの研究が進みました。その結果開発されたのが、低コストで大量生産が可能なアモルファスシリコンの太陽電池です。


ムーンライト計画

先行して進められていたサンシャイン計画と並行して、1978年には通称「ムーンライト計画」と呼ばれる「省エネルギー技術研究開発計画」が始まりました。未利用エネルギーの回収・利用や省エネルギーに関する研究開発のための計画で、具体的には、燃料電池発電技術やヒートポンプの効率化などが進められました。


ニューサンシャイン計画

サンシャイン計画とムーンライト計画は、石油危機を契機に始まった計画でしたが、時代の流れとともに、世界規模で二酸化炭素排出などが原因とされる地球温暖化が問題視されるようになりました。そこで、従来独立して開発されていた、石油代替エネルギー技術や省エネルギー技術は、同時に地球環境技術としても有効であると考えられたため、1993年に「ニューサンシャイン計画」として両計画が統合されました。 ニューサンシャイン計画でもこれまでの研究は引き継がれ、太陽光発電においても、太陽電池のさらなる低コスト化や変換効率の向上の研究が進みました。その結果、日本は太陽電池の技術力において世界を先導するまでに成長しました。


今回は、サンシャイン計画からニューサンシャイン計画までについて簡単に紹介をしました。 次回は「地球温暖化と京都議定書」を予定しています。 また、本サイトで取り扱ってほしい記事などがありましたら、お問い合わせにてお気軽にご連絡ください。


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