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太陽光発電の構造 ‐ シリーズ「フカボリ”太陽光発電”」

シリーズ「フカボリ”太陽光発電”」 第1節 太陽光発電のしくみを知る 第1回 太陽光発電の構造

「フカボリ”太陽光発電”」と題して、太陽光発電の基礎知識から近年の動向まで紹介する連載を開始します。第1回目の今回は、「太陽光発電の構造」についてです。


太陽光発電構成要素

太陽光発電システムに欠かせない構成要素は、①太陽電池モジュール、②架台、③接続箱、④パワーコンディショナーの4つがあります。これらについて、1つずつ説明していきます。

①太陽電池モジュール


太陽光パネル

太陽電池モジュールとは、一般的に「太陽光パネル」と呼ばれているものです。モジュールに太陽の光が当たることで発電を行います。モジュールは1枚だけでも発電はできますが、大きな電力をつくるために直列で複数枚つなぎます。直列に複数枚つないだモジュール群を「ストリング」と呼び、通常はさらにストリングを複数用意します。

太陽電池モジュールについてさらに知りたい方は、「太陽電池のアレイ、モジュール、セルとは?」もご覧ください。

②架台

架台

架台resize

架台はモジュールを設置する台のことです。「かだい」と読むのが正しい日本語ですが、建設業界では「がだい」と読むことが多いようです。 架台は、モジュールが飛ばされないように固定しながら、効率よく発電するために傾斜角を付けるなどの役割があります。

③接続箱


接続箱

接続箱は、複数のストリングを並列に接続して、発電した電気をパワーコンディショナーに送るために束ねる役割があります。この機能は、パワーコンディショナーと一体になっているものもあります。

④パワーコンディショナー


パワコン

パワーコンディショナーは、モジュールで発電された直流電力を交流電力に変換したり、最大出力となるよう出力電力を制御したり、システムの保護をしたりする装置です。

今回は、太陽光発電の構成要素について簡単に紹介をしました。 次回のテーマは「系統連系と自家消費」を予定しています。 また、本サイトで取り扱ってほしい記事などがありましたら、お問い合わせにてお気軽にご連絡ください。


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