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【導入事例】富里市御料ソーラーシェアリング

更新日:2019年11月14日

固定価格買取制度による買取単価が下がる一方、ソーラーシェアリングは施工費やパネル部材費が一般的な野立て太陽光発電所に比べて割高になり、売電のみでの収益性が落ちてしまう。

農作物や加工品の販路確保を含めることで、ソーラーシェアリングによる農業支援に役立てたい。 今後はバイオマス等との活用も組み合わせたりし、エネルギーの自給による栽培コストの軽減も考えていきたい。


設置したきっかけ

パネルメーカー(株式会社エスパワー 本社:山形県天童市)からの呼びかけにより共同事業として自社設備を建設した。 今後のソーラーシェアリングの普及及びソーラーシェアリングによる農業支援に繋げたかったから。


設置してよかったこと苦労したこと

良かったこと

2015年5月に設立した一般社団法人ちば耕援隊(本社:千葉県千葉市)の事業として活用し、今後の農業支援事業の拠点を作れた。


苦労したこと

中間を担う業者がいなかったため、電設会社を探すのが大変だった。 電柱までの距離であったり、工事車両が入れるのかどうかを検討するための道の強度、建設するための基盤や作業場所の確保が大変だった。


富里市御料ソーラーシェアリング
富里市御料ソーラーシェアリング2

設備概要

発電所名            富里市御料ソーラーシェアリング

所在地            千葉県富里市御料字甲地34−1

所有者            合同会社アイケイ・プランニング

営農者            一般社団法人ちば耕援隊

発電出力            49.5 kWp (AC) / 56.7 kWp (DC)

発電量            69,537 kWh/年 (初年度見込み)

電気の使途          東京電力への全量売電

パネル            株式会社エスパワー社製 70W×810枚

インバーター          SMA社製 9.9kW×5台

架台             Φ48.6㎜ 溶融亜鉛メッキ単管パイプをストレートジョイントで結合

            し組立

支柱間隔            5m

高さ             3m

基礎             根巻き基礎

地目             畑

耕作物            大豆、じゃがいも、トウモロコシ、キヌア、アマランサス、落花

            生、かぼちゃ、セロリ、ズッキーニ (今後の作付け予定を含む)

設置面積            約1,983㎡

設置費用            1,500万円程度

発電開始日          2016年2月

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