千葉エコ・エネルギー、自社保有5ヶ所目のソーラーシェアリングを竣工
2018年10月、自然エネルギーのコンサルティング事業などを手がける千葉エコ・エネルギー株式会社が、「匝瑳飯塚SolaShare4号機」を竣工しました。本設備で自社保有5ヶ所目であり、匝瑳飯塚SolaShareシリーズでは4つ目になります。
設備下での営農は、匝瑳飯塚SolaShare1号機~3号機に引き続き、Three Little Birds合同会社が行ないます。
今回の設備は、初めて全面スチール製の架台を採用しています。架台は様々な種類があり、それぞれ特徴があります。なかでもスチール製は高い強度を持つことが特徴です。全面アルミ製架台を採用した「千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機」や、アルミ+スチール製架台を採用した「匝瑳飯塚SolaShare3号機」などと比較し、設備強度や安全性を引き続き模索していく模様です。
大型台風などの自然災害が増える中、設備強度や安全性は今後さらに求められるでしょう。
設備概要
発電所名 匝瑳飯塚 SolaShare 4号機
所在地 千葉県匝瑳市飯塚字小山3348
所有者 千葉エコ・エネルギー株式会社
営農者 Three Little Birds合同会社
発電出力 49.9 kW (AC) / 66.88 kWp (DC)
発電量 70,000kWh/年 (初年度見込み)
電気の使途 みんな電力への全量売電(こちらから本発電所の電気が購入できます)
パネル Ulica solar社製 110W×608枚
インバーター SMA社製 STP10000TLEE-JP-10 10.0kW×4台 SMA社製 STP10000TLEE-JP-11 9.9kW×1台
架台 営農型太陽光発電所専用架台(スチール製)
モニタリングシステム SMA社製 Webconnect
遮光率 約37%
基礎 スクリュー杭+浮沈ベース板
地目 畑
施工 株式会社ビル技研
耕作物 麦・大豆
面積 3,000㎡(設備設置面積約1,500㎡)
設置費用 約1,600万円
発電開始 2018年10月
特徴 ソーラーシェアリング専用のスチール製架台にスリムタイプモジュールを
設置。全面スチール製の架台採用は自社では初となる。今後より求められ
る設備強度や安全性に対応できる設計を模索している。
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